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GOLF & SKIN · COLUMN 03

べたつく夏、ゴルファーのための皮脂・肌トラブルケア

毎経GOLF 2025.06・文 カン・ジョンハ

毎経GOLF 2025.06 表紙
毎経GOLF 2025.06

夏のゴルフは体力を消耗するだけでなく、肌にも負担をかけます。ラウンド中の大量の汗、ほこり、日焼け止めが重なると、毛穴が詰まって炎症につながることも少なくありません。肌がべたつく夏の、正しい皮脂トラブルのケアを確認しましょう。

夏のゴルフが肌に残す刺激

高温多湿の気候、強い紫外線、マスクや帽子の摩擦が重なると、皮脂分泌が急増し、ニキビや吹き出物ができやすくなります。とくにラウンド中の大量の汗、ほこり、日焼け止めが重なって毛穴が詰まることが多く、洗顔だけでは異物を十分に取り除けず、炎症につながりやすくなります。

額、鼻筋、フェイスラインなど日差しと汗が集中する部位はもちろん、マスク、帽子、サングラスなどが触れる部位では、圧迫や蒸れによるトラブルが起こりやすくなります。実際、ソルレイム皮膚科を訪れる方にも、夏のラウンド直後に「あせものようなぶつぶつが出る」と悩む方が少なくありません。皮脂分泌の多い脂性肌では閉鎖面皰ができやすく、むやみにスクラブやアルコール入り化粧水を使うと、肌バリアが損なわれ、症状が悪化することがあります。

40代のキム・ジョンフンさんは、「夏にゴルフへ行くたびに頬に吹き出物ができ、数日経つと炎症が広がります。マスクでさらに悪化する気がします」と話しました。30代のパク・スジンさんも、「暑い日は汗が増えて顔がすぐてかり、メイクもよれます。キメが粗くなり、毛穴も広がった気がして悩んでいます」と話しました。

このように、夏のゴルフは肌に即時的な刺激と蓄積する刺激を与える活動です。

夏のラウンド後は、まず肌の「熱感」を抑えよう

このようなときは、肌の熱を下げて落ち着かせることが優先です。ラウンド前にはノンコメドジェニックの保湿日焼け止めを塗り、皮脂コントロール下地で肌表面を整えるとよいでしょう。ラウンド中は汗を拭いた後、クーリングミストや皮脂吸収シートで肌の温度と皮脂を同時に調整します。

ラウンド後は、弱酸性の洗顔料ときめ細かな泡の洗顔料を使う2段階の洗顔で、毛穴の老廃物まできれいに取り除く必要があります。その後、ツボクサ(CICA)、アラントイン、パンテノールなどの鎮静成分を含む美容液や保湿マスクで肌を落ち着かせると、回復に役立ちます。

生え際、耳の裏、うなじ、あごの下などはケアを忘れがちな部位です。汗がたまり炎症が起きやすいため、鎮静シートや抗炎症パウダーでこまめにケアする必要があります。角質がたまりやすい夏は、刺激の強いスクラブよりも、弱酸性化粧水や低濃度のAHA・BHAを含む製品で、やさしく角質を除くルーティンをおすすめします。

肌が発する警告を見逃さないで

夏の肌の緊急サインとして、あごや頬に繰り返すトラブル、あせものように広がる赤い斑点、毛穴の開き、キメの粗さが代表的です。とくにマスクの縁に沿って炎症性ニキビができたり、ラウンド後に色素沈着が急増したりする場合は、専門医に相談するとよいでしょう。

夏の紫外線と湿度は、肌を刺激する代表的な二重の負担です。気温が28度以上になり、湿度が上がるほど皮脂分泌が増え、肌の摩擦も強まります。とくにキャップやサングラスが触れる部位には汗がたまり、色素沈着が起こることがあるため、十分な注意が必要です。

肌の反応は季節によって異なります。夏のゴルフを健やかに楽しむには、体力管理だけでなく、肌の状態にも細やかな注意を向ける必要があります。汗や熱の中でも肌を守るには、予防を中心とした習慣と、すぐに行う鎮静ケアが何より大切です。

肌の処方箋

軽くさっぱりした「保湿日焼け止め」を使用―ノンコメドジェニック製品へ切り替える:夏は皮脂分泌が増えるため、毛穴を詰まらせにくいノンコメドジェニックの日焼け止めが大切です。潤いが多く、べたつきの少ない製品を選びましょう。

2段階の低刺激洗顔ルーティン―弱酸性洗顔料+きめ細かな泡の洗顔料:まず弱酸性洗顔料で洗い、その後きめ細かな泡の洗顔料でもう一度洗うとよいでしょう。毛穴に残った老廃物や異物を効果的に取り除けます。

肌の温度&皮脂の調整―クーリングミスト、保湿ジェルマスク、皮脂コントロールパッチの活用:汗による熱感を軽減し、皮脂を調整するため、クーリングミストや保湿ジェルマスクを取り入れましょう。時間が経つと皮脂が増える部位には、皮脂コントロールパッチを使うのもよい方法です。

鎮静+抗炎症成分を活用―CICA、アラントイン、パンテノール、緑茶などの鎮静美容液・クリーム:肌が刺激を受けたり炎症の兆候が見られたりする場合は、鎮静効果のある成分を含む美容液やクリームで肌を落ち着かせるとよいでしょう。

角質のターンオーバーを整えるルーティンを導入―弱酸性化粧水+低刺激AHA・BHAの組み合わせ:夏は角質がたまりやすくなります。弱酸性化粧水と、低刺激のAHA・BHAを含む製品で角質ケアをすることが大切です。強すぎるスクラブ製品は避けるのが得策です。

皮脂がたまりやすい見落としがちな部位のケア―生え際、耳の裏、うなじを鎮静シートや抗炎症パウダーでケア:汗がたまりやすい部位(耳の裏、あごの下、うなじなど)は、鎮静シートや抗炎症成分を含むパウダーでこまめにケアしましょう。炎症の予防に役立ちます。

執筆者

カン・ジョンハ | 執筆者のカン・ジョンハは、江南ソルレイムクリニックの代表院長です。YouTubeチャンネル「ドクターソルレイム」を運営し、15年間の美容皮膚施術のノウハウ、日常で実践できるスキンケア、興味深い肌の話をわかりやすく解説しています。肌の健康に関するさまざまな話題を通じて、ゴルファーの肌をより健やかに、輝かせていきます。

毎経GOLF掲載原文アーカイブ・本文と処方箋の内容を省略せず掲載しています。数値・症例・製品説明は掲載当時の表現です。

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