GOLF & SKIN · COLUMN 04
梅雨のラウンド、肌の湿度を管理しよう
毎経GOLF 2025.07・文 カン・ジョンハ

梅雨にラウンドを経験したゴルファーは、蒸し暑さの刺激による毛嚢炎や肌トラブルを経験します。高温多湿の気候、頻繁な雨、マスク内の湿気と汗、濡れた帽子や手袋などの厳しい環境から肌を守り、湿度を管理するルーティンをご紹介します。
梅雨のラウンドが肌に与える負担
梅雨が始まると、ゴルフ場の空気が変わります。草の香りが濃くなり、霧に包まれたグリーンは風情がありますが、肌にはかえって大きな負担をかけます。高温多湿の気候、頻繁な雨、マスク内の湿気と汗、濡れた用具が、肌を刺激しやすい条件をつくるためです。とくに長時間屋外にいるゴルファーには、肌トラブルの原因があちこちに潜んでいます。
ドクターソルレイム皮膚科のカン・ジョンハ院長は、「梅雨のラウンドは、肌が敏感にならざるを得ない環境」と話します。屋外でラウンド中に出る汗や湿気、空気中のほこり、日焼け止めが重なると皮脂が排出されにくくなり、さらにマスクや帽子の摩擦も加わって、額、鼻筋、フェイスラインなどに赤いトラブルが出やすいとのことです。洗顔が遅れたり、濡れた状態が長く続いたりすると細菌が増殖しやすくなり、炎症性のトラブルにつながる場合があります。
とくに見落としやすい部位の1つが足です。ゴルフシューズの中の濡れた靴下に高温多湿の気候が重なると、水虫などの皮膚真菌感染のリスクが高まります。ラウンド後に足を十分に乾かさないと、ひび割れ、かゆみ、水ぶくれなどにつながることがあります。このように、梅雨のゴルフは肌に「蒸し暑さによる刺激」を繰り返し与えるため、注意が必要です。
肌にも用具と同じように「事前準備」が必要
梅雨は1年のうちで肌が最も敏感になる時期です。高濃度レチノールや強い酸の成分は一時的に休み、肌バリアの回復と鎮静に集中しましょう。十分な水分補給や、ビタミンCが豊富な野菜・果物の摂取も肌の健康を助けます。梅雨のゴルフは「肌も準備するスポーツ」です。手袋や傘を用意するように、この肌の処方箋もぜひ一緒に持っていきましょう。
梅雨の肌処方箋
梅雨は肌の油分と水分のバランスを保ち、真菌感染や炎症を予防する習慣が何より大切です。梅雨のゴルファーのために、湿度管理のルーティンをご提案します。
ダブル洗顔のルーティン:ラウンド前後は、オイルバーム型のクレンジングで日焼け止めと皮脂を溶かした後、弱酸性のジェルまたは泡洗顔料で残留物を取り除きます。ラウンド直後はまずクレンジングシートで一時的に拭き取り、30分以内に本来の洗顔を済ませるのが望ましいでしょう。
水分バランスの維持:梅雨は「水分補給」より「水分バランスの維持」が鍵です。ヒアルロン酸、パンテノール、ベタインなどの鎮静成分を含むジェル製品と、セラミド、スクアレンを含む軽い乳液タイプの保湿剤を、数回に分けて重ね塗りすることをおすすめします。
日焼け止めの選択:油分の多い日焼け止めは避け、ウォータープルーフかつノンコメドジェニックの製品を選びます。SPF50+、PA++++程度の製品を2時間ごとに塗り直してこそ、紫外線防御効果を維持できます。曇りの日もUVA対策は必要です。
やさしい角質ケアのルーティン:週2回程度、PHAまたは乳酸を用いた低刺激の化学的角質ケア剤で、毛穴内の角質をやさしく整えましょう。物理的なスクラブ製品は刺激になる場合があるため、避ける方がよいでしょう。
足のケア:ラウンド後は足の指の間まで十分に乾かし、抗真菌パウダーを使います。濡れたゴルフシューズは内側まで乾かしてから保管し、替えの靴下を用意して履き替えることも必要です。
毎経GOLF掲載原文アーカイブ・本文と処方箋の内容を省略せず掲載しています。数値・症例・製品説明は掲載当時の表現です。
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