GOLF & SKIN · COLUMN 08
肌を静かに老化させる11月の日差しにご注意ください
毎経GOLF 2025.11・文 カン・ジョンハ

晴れて涼しい11月のゴルフ場は、ゴルファーには最も快適な季節ですが、肌にとっては最も油断しやすい季節です。老化に関わる紫外線UVAは初冬も強く浸透し、気づかないうちに肌の内側からダメージを与えるためです。ソルレイム皮膚科のカン・ジョンハ院長による肌の処方を参考にしてみましょう。
11月の日差し、肌が油断しやすい季節
晴れて涼しい11月のゴルフ場は、どの季節よりも快適です。湿度が低くさわやかで、朝晩の冷たい空気に襟元を寄せながらも、日中の温かな日差しを期待して、ゴルファーたちは胸を躍らせてコースへ向かいます。多くの人が「もう紫外線の心配は終わり」と、帽子だけでラウンドを始めます。しかし、まさにこの時期が最も油断しやすく、肌が静かにダメージを受ける時期なのです。
初冬の紫外線指数は真夏より低いものの、UVA(真皮層まで届く老化に関わる紫外線)は季節変動が小さく、依然として無視できない量があります。条件(緯度・時間・天候)によっては、冬のUVAは夏の約60〜80%の水準まで観測され、紫外線全体に占めるUVAの割合は90〜95%に達します。
冬の日差しが痛いほどに感じられないのは、UVB(表皮を刺激する紫外線)が大幅に弱まったためです。UVAも少し減りますが、相対的に減少幅が小さく、体感しにくいだけです。つまり、紫外線が弱まったと油断するより、波長による到達の深さと累積曝露量に注意を向ける必要があります。
秋の紫外線の巧妙な落とし穴を避けるため、日焼け止めを塗りましょう
この時期、皮膚科には似た悩みを抱えるゴルファーが少しずつ増えます。最近来院した50代の女性ゴルファーBさんは、「秋の間あまり日焼け止めを塗らなかったら、最近、頬にまだらなシミが広がってきた」と話しました。診断は「紫外線後の色素沈着と熱による紅斑」。夏にダメージを受けたメラニンが秋の紫外線で再び刺激され、色素が濃くなった典型的な症例です。
別の40代の男性ゴルファーは、「秋から顔が赤くつっぱり、鼻の周りに毛細血管が見え始めた」と来院しました。一見すると単なる乾燥でしたが、実際には紫外線の累積ダメージから始まった酒さの初期段階でした。秋の乾いた風、日差し、屋外での飲酒、ラウンド後の急な温度変化まで、肌はさまざまな外部刺激に繰り返しさらされます。
日差しが痛くないからといって安心はできません。11月の紫外線は音もなく、深く巧妙に肌へ入り込みます。この秋最後のラウンドを控えているなら、クラブより先に日焼け止めと保湿剤を用意しましょう。今の小さな習慣が、来春、鏡に映る肌を変えます。
ドクターソルレイムの肌処方箋 | 11月のゴルファーの肌を守る4つのポイント
1「日焼け止めを必ず塗りましょう」
UVAは気温に関係なくコラーゲンを破壊します。SPF50+、PA++++、耐水性のある製品を、顔・首・耳・手の甲まで丁寧に塗りましょう。
2「塗り直さなければ意味がない!再塗布が鍵」
ラウンド開始前に十分な量を塗り、2時間または9ホールごとに塗り直しましょう。汗、摩擦、マスクの着用などで防御力が大きく低下することがあるため、気を配ってください。
3「抗酸化ルーティンは秋の必需品」
紫外線が生む活性酸素は、色素沈着と老化の主な原因です。ビタミンC・Eを含む抗酸化製品を摂取し、グルタチオンは補助的に取り入れましょう。
4「熱いシャワーはNO!温度差に注意」
冷たい風に当たった後、熱いシャワーを浴びると、毛細血管が拡張して赤みや肌トラブルを招きます。ぬるま湯で洗顔し、すぐに鎮静・保湿製品を塗りましょう。
毎経GOLF掲載原文アーカイブ・本文と処方箋の内容を省略せず掲載しています。数値・症例・製品説明は掲載当時の表現です。
← ゴルフ場の処方箋一覧